開発~生産までのフロー

一貫生産システムにより、 高品質なものづくりが可能です。

1枚の鋼板が、スライドするレールやリクライニング可能なシート骨格になるまで。素材の特性を知り尽くし、厳しい基準に基づく工程管理の下で一貫生産を行うトヨタ紡織精工が、高い品質要求にお応えします。

※以下は工程の一例です。

  • お客様からご要望を伺い、形状や寸法・材料を考えてベストなプランをご提案します。
    当社の熟練した開発メンバーにより、軽量化やコストダウンといったさまざまなご要望に対応します。

  • 1枚の鋼板を、塑性加工によって求められる形状にするための工程を設計します。特にロール成形は、変化していく断面形状を重ね合わせて並べると花のように見えることから「フラワー設計」と呼ばれます。製品の精度や加工時間を大きく左右するこのフラワー設計に、トヨタ紡織精工のノウハウがあります。

  • 鋼板をプレス・ロール成形・ベンダー成形といった塑性加工によって、シートパーツやロングスライドレール用部材に加工します。クルマの軽量化に伴い、軽量で強度の高い材料への対応が求められますが、トヨタ紡織精工ではプレス加工・ロール成形の場合は100kg級ハイテン材に、小径でベンダー加工する角ベンダーでは60kg級ハイテン材に対応しています。

  • プレス・ロール成形・ベンダー成形によって製造した部材を、CO2、ARmixガス、Tig溶接によって接合します。

  • 前工程までで加工された部品と、外注メーカーから納入された部品を、カシメやスポット溶接・アーク溶接などによって組み付け、製品に仕上げます。ロングスライドレールをはじめとする機能部品については、自動計測技術によって、異音の有無やスライド時の抵抗などを確認しながらアセンブリを行います。

  • 最終工程に設けたクオリティゲートで、品質チェックを実施しています。

  • 荷姿・積載効率を第一に、多回納入など最大限に効率的な出荷・納入に取り組んでいます。

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